- 導入したいフローチャートが中々理解が得られない(東京都・歯科医師)
- 予算が合わないことが多い(言語聴覚士)
- 価格(言語聴覚士)
- 組織の理解、全職種から抵抗される(北海道・看護師)
- 金銭面、マンパワー面で導入が継続しない。多くの事業所が介入しており、制度上なかなかコンスタントに訪問できない。(小児の場合→)親御さんのメンタルが不安定でステップアップに至らないなど。(千葉県・言語聴覚士)
- 食環境の向上に関わる物品の購入が困難
- ドフィン(嚥下筋トレーニング機器)を導入したいが、予算の関係上厳しい(岩手県)
- 顧客のニーズ
- 受け手側の栄養リテラシーの低さ、栄養の重要さをご理解頂けない患者様多いという印象を受けているため、栄養士さんと一緒になり取り組みを続けている。(言語聴覚士)
- 人員不足
- 人員不足(福岡県・言語聴覚士)
- 人手不足による多職種連携の困難さ(兵庫県・言語聴覚士)
- 導入後うまく機能するかどうか心配 、協力いただけるか
- 他職種との連携
- 経営難により設備投資が出来ない
- 口臭を数値化する機械
- 介護士の口腔ケアに対する意識
foodcare symposiumフードケアシンポジウム
2025年11月29日(土)開催
ABOUTフードケアシンポジウムとは?
フードケアシンポジウムは、全国各地でご活躍されている医療・介護従事者の方より『摂食嚥下へのアプローチ』について「栄養」 「口腔ケア」 「リハビリテーション」の3つの視点から日頃の取組みや臨床事例を講演いただくイベントです。
診療報酬・介護報酬改定でも「自立支援・重度化防止のための効果的なケアを提供する観点から、多職種による一体的なリハビリテーション・個別機能訓練、栄養管理及び口腔管理が実施されることが望ましい」という方針が示され、3つの分野での取組みがより重視されていくと考えております。
各分野の事例が患者・ご利用者さまのQOL向上や医療・介護現場での課題解決に繋がれば幸いです。
LOGOフードケアシンポジウム ロゴ

栄養・口腔ケア・リハビリテーションそして フードケアが1つになり、
医療・介護における「多職種連携」を推進したいという想いを込めました。
院内や地域の枠を超えて、フードケアシンポジウムが 全国各地のつながりのきっかけになれば幸いです。
OVERVIEW開催概要
第4回のテーマ
“今まで通り”からのステップアップ
~摂食嚥下にまつわる挑戦~
物価高騰・人手不足・働き方改革・診療報酬、介護報酬改定など、医療と介護を取り巻く環境はまさに激変していると考えます。
そんな状況下で現状をより良くしようと取り組まれている挑戦についてお話しいただく予定です。
| 開催日時 | 2025年11月29日(土) 13:30~16:40 |
| 開催方法 | オンライン |
| 参加費用 | 無料 |
| 定員 | 1,000名 |
| 座長 | スワローウィッシュクリニック 院長 |
PART 1第一部
「栄養」「口腔」「リハビリテーション」分野の切り口から臨床現場で活躍する先生方にご講演いただきます。
栄養
田川 佳奈子 先生
-

長崎リハビリテーション(長崎県)
- 栄養士
スベラカーゼお粥ゼリーの素を使った嚥下調整食への新たな取り組み
- 当施設では、咀嚼・嚥下に課題を抱える利用者様に対し、5つの食形態に分類した食事提供を行っている。高齢者とは異なるニーズを持つ障害者の方々への対応において、従来のとろみ調整食品使用による嚥下調整食の不安定さや、調理員への指導方法に課題を抱えていた。スベラカーゼお粥ゼリーの素を導入したことで、より安定した嚥下調整食の提供を実現した。スベラカーゼお粥ゼリーの素がとろみ調整食品以外の選択肢として、調理現場での活用方法や導入までの経緯を共有し、「現場で使える嚥下調整食」をテーマに、病院・福祉施設での食支援の質を高めるヒントを紹介する。
-
保田 祥代 先生
-

刈谷豊田総合病院(愛知県)
- 言語聴覚士
摂食嚥下障害患者の目標設定
~嚥下訓練食品(コード0j)をどう活用する?~- 初めて摂食嚥下障害患者様を担当した時、「この患者さん食べれるようになる?」「どのくらいで食べれるようになる?」と問われ、明確に応えることができず困惑したことを今でも鮮明に覚えている。摂食嚥下障害患者様の目標設定は、今後の治療方針や退院先を検討する上で重要である。当院では咀嚼・嚥下調整食としてゼリー食を提供している。どのように目標設定し、嚥下訓練食品(0j)をどう活用しているか報告する。
口腔ケア
坂本 英世 先生
-

まちだ丘の上病院(東京都)
- 言語聴覚士
言語聴覚士が行う口腔ケアと療養型病院全体で取り組む嚥下障害へのアプローチ
- 療養型病院である当院に入院している患者の大半は、絶食の状態で転入院してくる。中には「経口摂取は望めない」と言われてくるケースも少なくない。そのような中、2024年8月から2025年7月までの間に入院をしていた158名の患者のうち、22名が絶食から3食経口摂取に移行した。「食べるための口作り」を目指した言語聴覚士ならではの口腔ケアと、病院全体で「食べる支援」を行っている当院の取り組みを紹介する。
-
上田 隆介 先生
-

レアール訪問歯科横浜鶴見院(神奈川県)
- 歯科医師
口腔ケアによる患者満足度と病院スタッフの意識改革に関する調査結果について
- 口腔ケアの重要性は感じてはいるが、忙しい中では現実的でないと感じている方は多いのではないでしょうか。口腔ケアの障壁となるものは何か、病院スタッフの声と歯科の取り組みの結果を報告する。口腔ケアの患者満足度への影響、病院経営への影響について等、多角的な視点から発表する。
リハビリテーション
- 中村 美瑠 先生/小田 奈津希 先生
-

介護老人保健施設 野洲すみれ苑(滋賀県)
- 言語聴覚士
老人保健施設でのジェントルスティム・EXの導入と活用~最後まで口から食べるための挑戦~
- 当施設では嚥下障害を抱え誤嚥リスクの高い方の入所が増えている。昨年5年ぶりに言語聴覚士を採用し、今年から2名体制で支援が可能になった。誤嚥性肺炎の予防や嚥下機能の維持向上に力を入れ、「最後まで口から食べる喜び」を支えるよう取り組んでおり、その一環として「ジェントルスティム・EX」を導入した。今回はジェントルスティム・EXを導入した経緯と施設での活用について報告する。
天白 陽介 先生

- 名古屋掖済会病院(愛知県)
言語聴覚士
ICUからお届け!人工呼吸管理と摂食嚥下機能に関するおはなし~電気刺激療法の可能性を添えて~
- 集中治療室は日々重症患者に対して集学的な治療が為される過酷な環境である。重症患者では全身状態や高侵襲な治療が原因となり摂食嚥下機能障害が好発である。しかし、摂食嚥下機能障害の専門家である言語聴覚士(ST)が集中治療室に常駐している施設は全国でわずか2%と大変少ない。本公演では集中治療領域を専門とするレアなSTが人工呼吸管理と摂食嚥下機能障害の関連及び電気刺激療法の可能性に関してお話しする。
PART 2第二部
座談会
テーマ:ステップアップするためにどうやって理解を得る?
座長 金沢 英哲 先生と、第一部に登壇された先生方によるトークセッションを行います。
製品の新規導入、業務フローの変更などの「ステップアップ」には関係者の理解が必要になると思います。よくあるハードルと、その乗り越え方について座長と登壇者にて意見交換します。
座長
スワローウィッシュクリニック
- 院長 医師 金沢 英哲 先生
演者
第一部登壇者の皆様
CONTACTお申込みについて


第4回のテーマに合わせ、参加者の皆様からも「ステップアップ」をお伺いいたします。(ウェビナー登録フォーム内)
ご記入いただいた内容は、特設ページやセミナー内でご紹介させていただく予定です。
企画への参加もお待ちしております。(回答は任意です)
※上記お申込みフォームに必要事項を記入してください。
※お申込みに携帯会社キャリアメール(@ezweb.jp、@docomo.ne.jp、@softbank.ne.jp等)を使用すると、自動返信メールが
届かない場合がございます。
※登録完了メールが迷惑フォルダに分類されてしまう場合がございます。ご注意ください。
※同業他社の方のお申込みはご遠慮いただいております。ご了承ください。

今回は、セミナー申込登録時に施設・病院での「ハードル」と「ステップアップ」をお伺いしております。
掲載の許可をいただいた皆様のコメントをご紹介いたします!
Q.所属する施設・病院等での新たな取り組みにおいて「ハードル」となったことは何ですか?
Q.所属する施設・病院等において取り組んだ「ステップアップ」したことを教えてください。
- GLIM基準(新たな低栄養診断基準)の活用(東京都・歯科医師)
- 昼食のみだったところ、朝食介入も始めました(言語聴覚士)
- 持続吸引メラチューブ(気道内の分泌物を継続的に吸引する医療器具)の導入(言語聴覚士)
- SST(摂食嚥下サポートチーム)設置、摂食嚥下障害治療や看護の標準化(北海道・看護師)
- ささやかでお恥ずかしいですが、ST(言語聴覚士)がいない事業所だったため「STに依頼するポイントがわかった(わかってもらえた)」ことです。(千葉県・言語聴覚士)
- ジェントルスティム導入(言語聴覚士)
- 食事介助スキルスコア (取り組み中)(東京都・管理栄養士)
- ユマニチュード(優しさと尊厳を大切にしたコミュニケーション)導入による多職種によるQOL(生活の質)の向上
- 軟飯を廃止し、酵素飯を導入(神奈川県・管理栄養士)
- 栄養カンファレンスの開催。毎週水曜日開催(岩手県)
- 栄養ケアステーション設立のための準備
- 栄養に限定するのであれば、ST(言語聴覚士)が患者様と栄養士を繋げる橋渡しの数を増やしていくこと。(言語聴覚士)
- 看護部と連携して、食形態の見直し中
- 現状維持できるよう、外国人スタッフでも対応できるように作業工程を見直しました。これからステップアップできるよう取り組みます。(福岡県・言語聴覚士)
- 嚥下内視鏡検査の再評価の実施、嚥下造影検査の立ち上げ(兵庫県・言語聴覚士)
- 現在フローチャートを作成中
- 全通院透析者の食形態や口腔内状態を記したプリントを個々のカルテ内に保管
- 利用者の口腔内を把握するために歯式(歯の種類や位置を番号で表す記録方法)を取った
DIGEST過去の登壇者様
※開催当時の情報です

第1回
開催日 2022年11月12日Sat
テーマ 摂食嚥下機能低下に対するアプローチ ~多職種の輪を広げよう~
栄養
![]() | 特別養護老人ホーム 白熊園 川原 瞳 様 「経営的視点から考える厨房運営 ~ニュークックチル導入に至る過程と現状~」
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![]() | 今津赤十字病院 内海 斉美 様 「加水ゼロ式調理法(加水代わりにお粥ゼリーを用いたコード2相当のペースト食)の導入から1年」
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![]() | 医療法人社団まごころ 宮阪 美穂 様 「在宅での食支援ポイント ~多職種チーム・もぐまごの活動~」
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口腔ケア
![]() | JA鹿児島厚生連病院 吉良 理美 様 「当院における口腔ケアへの取り組みとジェントルスティムの試用結果について」
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![]() | 朝日大学 多田 瑛 様 「口腔、咽頭のトータルケアを考える」
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![]() | 介護老人保健施設 末広荘 田口 義久 様 「訪問リハにおける口腔ケアの重要性」
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リハビリ
![]() | 西山病院 山本 梨花子 様 「慢性期病院におけるジェントルスティムの導入と活用 ~口から食べるを叶える~」
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![]() | 初台リハビリテーション病院 井上 典子 様 「回復期リハビリテーション病棟におけるジェントルスティムの活用状況について」
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![]() | 佐野厚生総合病院 小林 佳子 様 「摂食嚥下リハへの多職種アプローチ~摂食機能療法の算定実施を含む~」
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第2回
開催日 2023年12月2日Sat
テーマ ワタシたち“摂食嚥下”のために「コレ」してます!
栄養
![]() | ないとうクリニック 伊藤 清世 様 「委託給食会社と取り組む食形態調整」
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![]() | 赤羽病院 俊成 桃香 様 「多職種連携で実現した食形態ととろみつき飲料の見直し」
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![]() | 越谷市立病院 奥田 朋子 様 「多職種との連携で嚥下調整食提供を実現した一例」
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口腔ケア
![]() | 井野辺病院 山口 泉 様 「回復期リハビリテーション病棟の『食べたい』を支える」
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![]() | 岡山済生会総合病院 園山 愛弓 様 「口腔支持療法としての口腔保湿ジェルの可能性を探る」
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![]() | Taste&See 西 依見子 様 「口腔保湿ジェルを活用した口腔ケアの指導方法について」
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リハビリ
![]() | 大分大学医学部附属病院 松浦 祐也 様 「急性期病院における干渉電流型低周波治療器の活用状況」
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![]() | 出雲徳洲会病院 三谷 俊史 様 「干渉電流型低周波治療器が咽頭知覚に与える影響の検討」
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![]() | 海南医療センター 伊藤 僚祐 様 「経皮的干渉波電気刺激の使用における病棟との連携」
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第3回
開催日 2024年11月23日Sat
テーマ 摂食嚥下と日々のやりくり ~ヒト・モノ・カネ・情報・時間ってどうしてる?~
栄養
![]() | 泉保養院 小林 真美 様 「嚥下調整食の見直しで人手不足を解消」
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![]() | 松田病院 鈴木 奈緒子 様 「日々の情報共有と多職種連携で支える当院の栄養ケア」
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口腔ケア
![]() | 新吉塚病院 辻 恵子 様 「『口腔』を味方につける ~今こそ情報共有~」
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![]() | 合同会社 Comer 大城 清貴 様 「効果的・効率的な食支援に必要なこと」
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リハビリ
![]() | 蒲田リハビリテーション病院 小笠原 彩華 様 「法人内での情報共有 ~干渉電流型低周波治療器の活用に向けた取り組み~」
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![]() | 札幌麻生脳神経外科病院 源間 隆雄 様 「『リハビリ・栄養・口腔』を意識して ~短期間で成果をあげてより良い環境を作る取り組み~」
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OMAKEおまけ
過去公開したCM
過去のフードケアシンポジウム内の休憩時間で公開したCMです

































