特長
1. ミキサー粥やでんぷん食品特有のベタツキを解消します
ベタツキの原因であるでんぷんをα-アミラーゼ(でんぷん分解酵素)が分解することによって、ミキサー粥やでんぷん食品の付着性が改善され食べやすくなります。

2. 唾液による離水の影響を最小限に抑えます
【全粥に唾液を添加】

【本品0.7%添加の全粥に唾液を添加】

3. 温冷配膳車が使えます
65℃でも溶けださないため、温冷配膳車で温かいゼリー食が提供できます。
4. 冷凍保存できます
お召し上がりの際は、電子レンジかお鍋で沸騰するまで
均一に加熱してください。

5. ほとんどすべての食品に使えます
ミキサー粥やでんぷん食品に限らず、主菜、副菜、汁物、デザート、飲料など、あらゆる料理にご使用いただけます。
そのため、用途別にゼリー剤をご用意いただく必要がありません。
ご使用方法
粥ゼリーの作り方

① 70℃以上のお粥をミキサーに入れます

②お粥重量に対して 1~2%のスベラカーゼLiteを入れます

③ 1分以上攪拌します

④盛り付けます

⑤完成!
(70℃前後で固まり始めます)
お粥が無い場合は、ご飯とお湯を1:2の比率で混ぜて作ることもできます。
使い方を動画でみる
-
食材と加水分の全量に対してスベラカーゼを約1~2%の範囲で添加し70℃以上で溶解してご使用ください。
-
食材の種類に応じてスベラカーゼの添加濃度や加水量を加減し、食品のかたさを調節してください。
-
調理の際はスベラカーゼが食品中で完全に溶解するまで、十分に熱を与え混合をおこなってください。
-
全粥が固まりにくい時は、スベラカーゼを混合後に鍋などに移しかえ沸騰する程度まで攪拌しながら再加熱してください。
スベラカーゼLiteは、おかずにも使えます!
●スベラカーゼLiteの分量は、食材と加水の合計重量に対して計量します。
●塩分が含まれるものはミキサーで攪拌した後、鍋などに移して80℃まで加熱します。
(ページ下部「よくある質問」参照)

わらび餅風ゼリー
- 水 200cc
砂糖 16g
スベラカーゼLite 4g - 1を鍋で攪拌
- 加熱 70℃
- バットで冷却
(冷蔵庫:約2時間) - 適当な大きさにカット
- 盛付け
ほうれん草のお浸しゼリー
- 1:1で加水
- スベラカーゼLite 1.5%添加
- ミキサーで1分攪拌
- 加熱 80℃
- 型に流し入れる
- 冷却
- 盛付け
鮭の塩焼きゼリー
- 1:1で加水
- スベラカーゼLite 1.5%添加
- ミキサーで1分攪拌
- 加熱 80℃
- 型に流し入れる
- 粗熱をとる
- 盛付け
味噌汁ゼリー
- 加水なし
- スベラカーゼLite 1.5%添加
- ミキサーで1分攪拌
- 加熱 80℃
- 器に流し入れる
お茶ゼリー
- 加水なし
- スベラカーゼLite 1.0%添加
- 1分攪拌
- 加熱 70℃
- 湯呑に流し入れる
ご使用目安
食材 | だし汁・水 | スベラカーゼLite | ||
お粥 | 100g | なし | 1.0~2.0g | 全体量に対して1.0~2.0% |
肉・魚 | 50g | 50g | 1.5~2.0g | 全体量に対して1.5~2.0% |
野菜・果物※ | 50g | 50g | 1.5~2.0g | 全体量に対して1.5~2.0% |
汁物・飲料 | 100g | なし | 0.8~1.0g | 全体量に対して0.8~1.0% |

動画で他の作り方を見る
スベラカーゼ粥の作り方(ご飯とお湯で作る方法)
スベラカーゼ(つぶ粥の作り方)
スベラカーゼ粥の冷凍・解凍方法
概要・注意点
原材料名 |
デキストリン(国内製造)/ゲル化剤(増粘多糖類)、酵素 |
---|---|
アレルギー (特定原材料等28品目) |
該当なし |
荷姿 |
3g袋×50/箱×20/ケース |
賞味期限 |
製造後1年 |
使用上の注意
のどに詰まった場合は直ちに救急に連絡し、指示に従って応急処置をしてください。
- 本製品を粉のまま口に入れて食べないでください。
- 本製品を使用した食品のかたさには十分注意し、のどに詰まるおそれがないよう適切なかたさに調理してください。
- 召し上がる方の健康状態に応じて、専門の医師、管理栄養士、言語聴覚士等にご相談の上ご使用ください。
- 熱い食品や飲料ではやけどをするおそれがありますので、温度を確認してからお召しあがりください。
- 食事介助を必要とする方が召し上がる際は、介助者は確実に飲み込むまで様子を見守ってください。
- 本製品の使用により、飲食物が誤って気管に入ること(誤嚥)を防げるものではありません。
- 本製品の食物繊維の作用により、お腹が張ったりゆるくなったりすることがあります。
- お茶などの透明な飲料に使用した場合、ゼリーが白濁しますが異常ではありません。
- 原料由来の色によって、製品粉末が褐色を帯びていることがあります。
- 本製品はでんぷん分解酵素を使用していますので、他のでんぷん食品に混入したり飛散することがないようにご注意ください。
- 介護や介助の必要な方や、お子様の手の届かないところに保管してください。
- 高温多湿と直射日光を避けて常温で保管し、開封後は密閉してお早めにご使用ください。

栄養成分表
単位 | 100gあたり | ||
---|---|---|---|
エネルギー | kcal | 328 | |
水分 | g | 4.4 | |
たんぱく質 | g | 1.6 | |
脂質 | g | 0.1 | |
炭水化物 | 糖質 | g | 70.6 |
食物繊維 | g | 19.3 | |
ナトリウム | mg | 1210 | |
カリウム | mg | 245 | |
カルシウム | mg | 298 | |
リン | mg | 43 | |
鉄 | mg | 0.4 | |
食塩相当量 | g | 3.1 |
スベラカーゼLiteのよくあるご質問
使い方、出来あがりの物性はほぼ同等ですが、物性が安定するまでの時間はスベラカーゼLiteの方が長くかかる傾向があります。そのため、調理時間を少しでも短縮したい場合はスベラカーゼが適していますが、ゼリーを型抜きなどで成型する場合にはスベラカーゼLiteのゆっくり固まる特性が適していると言えます。
参考記事:スベラカーゼとスベラカーゼLite(ライト)の違いとは?
【注意】
①温冷配膳車(65℃設定)には60℃以下にさましてから入れてください。
②ガラスのミキサーは割れることがございます。その際は粗熱をとり冷ましてからスベラカーゼLiteを添加し撹拌後、再加熱(70℃以上)してください。
参考記事:スベラカーゼ粥の作り方「3選」|ミキサーを使った介護食
本品はでんぷん分解酵素を使用していますので、お粥などでは分解に伴い甘みがやや増すことがあります。
ひとつめは、食品全体にスベラカーゼLiteを均一に良く混ぜることです。特に水分の少ない食材は、だし汁などを追加してスベラカーゼLiteを良く分散させてください。ふたつめは、充分な熱を加えてスベラカーゼLiteのゲル化剤を完全に溶解させることです。もしゼリーが固まりにくいと感じられたときは、これらに注意して再加熱を試みてください。
参考記事:スベラカーゼ粥の作り方「3選」|ミキサーを使った介護食
雑炊など塩分を含む食品は、スベラカーゼLiteのゲル化剤が溶ける温度が高くなりますので(80℃以上)、ひと煮立ちさせる程度の再加熱が必要な場合があります。すし飯や梅粥など酸を含む食品は、スベラカーゼLiteの添加濃度を少し上げて調節してください。なお、牛乳などカルシウムを多く含む食品の一部では、ゼリーの固さが均一になりにくくご使用に適さない場合があります。
参考記事:スベラカーゼが固まらない時の対処方法(味付け粥編)
お粥の場合、電子レンジや鍋などを使用して全体に均一に加熱してください。さらさらの状態になるまで加熱し冷却することで、分離した水分を再び固めることができます。自然解凍は、食品のおいしさやゼリーの物性を損なうことがありますのでおすすめできません。
参考記事:冷凍スベラカーゼ『解凍』方法|介護食の作り置き
本製品の原材料の一部に黄褐色を帯びている成分があるためです。また、粉末の表面がまだらに見える場合がありますが、いずれもご使用上は差し支えありません。